「抱っこできる」ということ 2016.7.26
どんどん更新頻度が...(汗)
今日はずっと前から思っていたことを書きます。
皆さんの飼っているわんちゃんは簡単に抱っこできるサイズですか?
店舗にはいろんな大きさのわんちゃんが来ますが、ほとんどのわんちゃんは簡単に抱っこできるサイズです。
うちの白黒はボーダーコリーの中でも小さい方で、ようやく11kg越え。
ぎりぎり抱っこできるサイズですかね。
この「抱っこできる」というのが、「しつけ」をする、しないの境目のような気がするんです。
だって「抱っこ出来れば」。。。
呼んで来なければ「抱っこ」して連れてくればいいし...
歩かなければ「抱っこ」すればいいし...
ソファやベッドから降りなければ「抱っこ」して降ろせばいいし...
行って欲しくない所に行ったら「抱っこ」して連れ戻せばいいし...
それに抱っこできるサイズの犬がお散歩で引っ張っても大した問題ではないですよね。
ところが簡単に人間の力だけで動かせないサイズの犬には、ある程度人間の意志に従ってもらう「しつけ」の必要性を感じる人が多いと思うのです。
でもここに「抱っこできる」サイズの犬に共通にみられる行動が浮き彫りにされます。
大人しく抱っこされているうちはいいです。
でも自分のやりたくないことをされる時に「抱っこ」されると”唸る”、”噛む”という行動につながるわけです。
そして「抱っこ」=「捕まる」ことのないように、飼い主さんから逃げる。
「呼んでも来ない」にはこういうことも背景にあると思うこの頃。
「抱っこできる」犬も「抱っこできない」犬も人と一緒に暮らす家族です。
人が無理矢理言う事を聞かせる(拘束してそういう状態にする)のではなく、犬が人の意志を理解して、自分の意志で(4本の脚で)行動するよう習慣づけましょう。